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会社の移転・住所変更でやることチェックリスト|登記から名刺、ホームページ、Googleまで

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会社の移転・住所変更でやることチェックリスト|登記から名刺、ホームページ、Googleまで

結論:会社を移転したら、まず、移転の日から2週間以内に、法務局で本店移転の登記をする必要があります。そのあとに、税務署、自治体、年金事務所などの手続きと、銀行・取引先・保険などへの連絡が続きます。そして、見落としやすいのが、ホームページ、Googleの情報、名刺、請求書、メールの署名です。公的な手続き、取引先への連絡、情報発信、紙・名刺の4つに分けて、チェックしていきましょう。

事業の拡大や、建物の老朽化、人員の増加などで、会社を移転することがあります。移転の作業は、荷物の運搬に目が向きがちですが、住所が変わることで、会社の「顔」に関わる情報も、一斉に変わります。このコラムでは、移転の前後に、何を、どの順番で確認すればよいかを、まとめます。なお、手続きの期限や必要書類は、会社の種類や移転先によって異なります。最終的には、各窓口や、専門家(司法書士・税理士・社会保険労務士)にご確認ください。

会社の移転では、どんな手続きが必要ですか?(全体像)

大きく4つに分けると、漏れを防ぎやすくなります。

会社の移転手続きの全体像。最優先は移転の日から2週間以内の本店移転登記。公的な手続き、取引・契約、情報発信、紙・名刺の4つ

区分 主な項目
① 公的な手続き 法務局(本店移転登記)/税務署/都道府県・市区町村/年金事務所・健康保険/労働基準監督署・ハローワーク(必要な場合)
② 取引・契約 銀行/取引先/保険・リース/許認可や登録の変更/電気・通信・インターネットの契約
③ 情報発信 ホームページ/Googleビジネスプロフィール/SNS/求人サイト/メールの署名/お知らせの掲載
④ 紙・名刺 名刺/封筒/請求書・見積書・納品書の書式/印鑑・ゴム印/郵便の転送

いちばん先にやることは、何ですか?(法務局の本店移転登記)

法務局の案内によると、本店を移転したときは、移転の日から2週間以内に、登記の申請が必要です。管轄の法務局(登記所)が変わる移転の場合は、旧本店の所在地を管轄する登記所に、新しい本店の所在地を管轄する登記所の分もあわせて、同時に申請します。なお、登記は移転した後の申請で、移転の日より前には申請できません。

移転する前の段階で、次のことを決めておくと、登記がスムーズです。

  1. 移転する日(実際に移転する日)
  2. 新しい本店の所在地(番地・建物名・部屋番号まで)
  3. 移転についての会社内の決定(株主総会や取締役会などの決議が必要になる場合があります。会社の定款の内容により異なります)

登記を自社で行うか、司法書士に頼むかは、会社の状況で選びます。法務局のホームページには、申請書の記載例が載っています。

登記のあとに、必要な手続きは何ですか?

登記が終わると、登記事項証明書が取れるようになります。これを使って、税務署や自治体、年金事務所などの手続きに進むのが、一般的な流れです。窓口ごとに、提出する書類や期限が違いますので、移転が決まった時点で、各窓口に必要書類と期限を問い合わせておくと安心です。

インボイスの登録をしている会社は、次の点も確認しましょう。国税庁の案内では、法人が、本店の所在地を変更して「異動届出書」を提出した場合は、「適格請求書発行事業者登録簿の登載事項変更届出書」を、別に出す必要はないとされています。どちらの届出が必要かは、状況によって変わりますので、税務署や、顧問税理士にご確認ください。

ホームページとGoogleの情報は、どこを直せばよいですか?

お客様や求職者、取引先が、会社を最初に調べるのは、ホームページとGoogleです。ここが古い住所のままだと、来訪や郵送のトラブル、信用の低下につながります。次の場所を、順番に確認しましょう。

住所を直す場所の図。ホームページ、Googleビジネスプロフィール、SNS・求人サイト、メール署名・PDF

  • 会社概要・フッター・お問い合わせページ:住所、電話番号、アクセス方法、地図が、新しいものになっているかを確認します。
  • プライバシーポリシーなど、住所が書かれたページ:運営者の情報として住所が入っている場合は、あわせて直します。ネットショップがある場合は、特定商取引法に基づく表記も確認します。
  • Googleビジネスプロフィール:住所の変更を申請します。変更の内容によっては、Googleから確認(ハガキや電話など)を求められることがあります。反映までに時間がかかることもあるため、早めに手続きしておくと安心です。
  • SNS、求人サイト、ポータルサイト:それぞれのプロフィールや会社情報の住所を変更します。
  • メールの署名、PDF資料、パンフレットのデータ:古い住所が残りがちな場所です。

さらに、ホームページの「お知らせ」に、移転のお知らせを載せておくと、検索で「会社名 移転」と調べた人にも情報が届きます。移転日、新しい住所、旧住所に出していた書類や郵便物の扱い(転送する期間など)を、書いておくと親切です。

ホームページの更新や、会社情報の整え方に不安がある場合は、SaCのホームページ制作でも、ご相談いただけます。地域でホームページを頼むときの考え方は、あきる野市でホームページ制作を頼むときの選び方のコラムも参考にしてください。

名刺や請求書など、紙のものは、どうすればよいですか?

  • 名刺・封筒:新しい住所で作り直す時期を決めます。移転直後は、旧住所の名刺をそのまま使うと、手元に届かない郵便が出ることがあります。
  • 請求書・見積書・納品書:書式の会社の住所を、移転日以降の分から新しい住所にします。経理のソフトや、Excelの書式の元ファイルも、忘れずに直します。
  • 印鑑・ゴム印:住所の入ったゴム印は、作り直しが必要です。
  • 郵便の転送:旧住所あての郵便が、一定期間、新住所に届くよう手続きします。

移転の前に、準備しておけることは何ですか?

移転の当日に、すべてを行うのは大変です。次のように、前もって準備しておくと、移転後の混乱を減らせます。

  1. 変更先の一覧を作る:上の表をもとに、自社の「住所が書かれている場所」を、すべて書き出します。
  2. 担当と期限を決める:誰が、いつまでに、どこへ連絡するかを決めます。
  3. ホームページの新しい住所の案を、先に作っておく:移転の日に、すぐ公開できるようにします。
  4. 取引先へ、事前に連絡する:移転の日、新住所、連絡先の変更の有無を、早めにお知らせします。

よくある質問

Q. 同じ市内での移転でも、登記は必要ですか?

本店の所在地が変わる場合は、同じ市内でも、登記が必要です。ただし、同じ登記所の管轄の中で移るのか、別の登記所の管轄に移るのかで、申請の仕方が異なります。詳しくは、法務局で確認してください。

Q. 登記の期限(2週間)を過ぎたら、どうなりますか?

期限を過ぎても、申請自体はできることが多いですが、法律上の義務を守れていない状態になります。移転の日が決まった時点で、早めに準備を始めましょう。

Q. Googleの情報が、古い住所のまま残っています。

Googleビジネスプロフィールで、住所の変更を申請します。反映には時間がかかる場合があります。ホームページの住所と、完全に同じ書き方にしておくと、情報が統一され、お客様にも伝わりやすくなります。

Q. 移転のお知らせは、ホームページに載せた方がよいですか?

おすすめです。取引先やお客様が、「移転したのか」「どこへ行けばよいのか」を確かめるときに、公式の情報があると安心できます。移転日と新住所、旧住所の扱いを、短く書きましょう。

まとめ:公的な手続き、取引、情報発信、紙の4つで漏れを防ぐ

会社の移転では、まず移転の日から2週間以内の本店移転登記を優先します。そのうえで、税務署・自治体・年金事務所、銀行・取引先、ホームページ・Google・SNS、名刺・請求書、という4つの区分で、住所が書かれた場所を漏れなく直していきます。とくに、ホームページとGoogleの情報は、お客様が最初に見る場所です。移転の日に合わせて、更新できるよう準備しておきましょう。

「移転に合わせて、ホームページの会社情報を整えたい」「何から手をつければよいか分からない」という場合は、SaCのホームページ制作で、ご相談いただけます。まずは、お問い合わせから、お気軽にご相談ください。

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